眠っていたピアノお目覚め(アサヒタウンズ2007年1月11日)
あきる野市のピアノ調律師大庭誠司さんは9年前から、長年使われなくなってきたピアノの無料診断を続けている。診断は無料で、所有者の希望を聞き、修理方法や費用を提案している。あきる野市五日市でピアノ教室を開く内野美和子さんは実家に10年以上置きっぱなしだったアップライトピアノを10根年ぶりに現役復帰させた。昭島市の高瀬元子さん宅では、廃棄寸前だった1932(昭和7)年製のヤマハピアノがよみがえった。
アサヒタウンズは2010年3月まで、朝日新聞朝刊折り込みとして、東京23区外の多摩地区全域に毎週木曜日に50万部配布されていた地域密着型の情報誌です。大庭誠司が本業のかたわら、1988年からコツコツ続けてきた「ピアノ無料診断」の活動が、同誌12面一面を使って大きく取り上げられました。